食品衛生に係る研修会のご案内
一般社団法人北海道食品産業協議会では、道内食品製造事業者の皆様の衛生管理の取組みを促進するため、次のとおり研修事業等を実施しています。
食品衛生 微生物関係 |
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HACCP関係 | |
研修会等の詳細につきましては、ホームページのお問い合わせフォームやE-mail(hofiatk@orion.ocn.ne.jp)、電話(011-241-6447)によりお問い合わせください。
研修会(認定試験) | 日 程 | 場 所 |
「食品衛生微生物研修会(3級)」 | 6月18日(火) 〜20日(木) |
竃k炭ゼネラルサービス [苫小牧市] |
認定試験 「食品衛生微生物検査士(3級)」 |
7月23日(火) | 北海道立道民活動センター (かでる2・7)[札幌市] |
「食品衛生微生物研修会(2級)」 | 9月3日(火)〜5日(木) | 竃k炭ゼネラルサービス [苫小牧市] |
「HACCP基礎研修会」 | 9月18日(水) | 北海道立道民活動センター (かでる2・7)[札幌市] |
認定試験 「食品衛生微生物検査士 (2・3級)」 |
10月11日(金) | 北海道立道民活動センター (かでる2・7)[札幌市] |
2021年6月より、HACCPに沿った衛生管理の制度化が実施され、食品業界では、工場全体の衛生管理の強化や品質管理の厳格化などへの対応が求められています。その中で特に重要性を増しているのが「微生物対策」です。HACCPへの対応はもちろん、食品ロス削減にも微生物対策は大変有効です。また、微生物などの混入を防ぐことにより賞味期限の延長が可能となります。微生物もその特性や分布等、環境に合わせて少しずつ変化していくため、食品製造加工に携わる皆様は、常にそれらの変化を注視し、新たな技術や情報を得ることが必要となっています。このため、当協議会では、「微生物対策」に関する研修会を開催しています。
本研修会では、実際に「生菌数」「大腸菌群数」検査の実習を行い、細菌の取扱い、細菌の増殖条件、培地や器具の取扱い等、細菌検査の基礎について学びます。その実習経験を活かすことが、事業所での製造過程における衛生管理のレベル向上等につながっていくこととなります。また、実習と合わせて、微生物の基礎知識や食品衛生法で定められている規格基準及び食中毒菌の特徴等の講義を行い、食品製造加工施設における微生物に由来する食中毒事故の防止や、食品製造現場で衛生管理ができる技術者の養成を図ります。
細菌検査の第一歩からの研修ですので、初めての方にお勧めの内容となっています。
講 義 | 微生物検査における一般的事項、食品衛生微生物学各論 |
実 習 | 緩衝液・培地の調整、試料の調製 食品衛生法に基づく一般生菌数、大腸菌群及び大腸菌の推定試験 培養、測定及び判定 |
令和 6 年度 開催について (終了いたしました)
- 日 時:6月18日(火)〜20日(木) 09:00〜17:00
- 場 所:(株)北炭ゼネラルサービス 苫小牧環境センター
(苫小牧市あけぼの町1丁目3−3) - 講 師:(一社)北海道食品産業協議会 技術顧問 岡田迪コ氏
(株)北炭ゼネラルサービス 係長 開沼侑子氏 - 受講対象者:主に道内の食品製造業に携わる方
(初めての方でも気軽にご参加することができます) - 定 員:20人
- 参加費:会員の方 ¥30,000- 会員以外の方 ¥40,000-
本研修会では、食品衛生微生物研修会3級で学んだ大腸菌群検査の次の段階 として、「大腸菌の同定」、「サルモネラ属菌」、「黄色ブドウ球菌」の検査方法、「カビ(真菌)」の観察のポイントについて実習を行います。実際の菌を用いた実習中心となっており、写真や文字だけでは分かりにくい培地の色の変化やコロニーの特徴をしっかり見ていただける良い機会となっています。また、実習と合わせて講義では、食品衛生微生物学、細菌性食中毒発生の現状などについて学び、食品製造加工施設における微生物に由来する食中毒事故の危害分析や、食品製造衛生管理の検証ができる専門技術者の養成を図ります。
研修内容(例)講 義 | 食品衛生微生物学総論、食品衛生微生物学各論 |
実 習 | 分離培養法と性状試験、酵素基質法 大腸菌群の推定試験及び確定試験、完全試験、大腸菌の推定試験及び 確定試験、サルモネラ属菌、黄色ブドウ球菌の検査法 真菌(カビ)の鏡検 |
令和 6 年度 開催について (終了いたしました)
- 日 時:9月3日(火)10:00〜17:00
- 4日(水)09:00〜17:00
- 5日(木)09:00〜16:00
- 場 所:(株)北炭ゼネラルサービス 苫小牧環境センター
(苫小牧市あけぼの町1丁目3−3) - 受講対象者:当協議会の「食品衛生微生物検査士(3級)」の認定を受けた方
- 講 師:(株)北炭ゼネラルサービス 係長 開沼侑子氏
- 定 員:5人
- 参加費:会員の方 ¥35,000- 会員以外の方 ¥45,000-
当協議会では、「食品衛生微生物研修会」の修了者を対象に、食品衛生微生物検査士の認定試験を実施しています。認定試験は、研修会の講義の内容に基づいて、1時間の筆記試験を行うもので、合格者を食品衛生微生物検査士として認定します。
令和 6 年度実施について
- 日 時:「食品衛生微生物検査士(3級)」認定試験 7月23日(火)
(13:30〜14:30)(終了いたしました)
「食品衛生微生物検査士(2/3級)」認定試験 10月11日(金) - (13:30〜14:30)(終了いたしました)
- 場 所:北海道立道民活動センター<かでる2・7>
(札幌市中央区北2条西7丁目)- 受験資格
- 認定試験2級:「食品衛生物研修会(2級)」の受講を終了した者で、受験の有効期は、
受講終了年度から2年度以内、受験回数は2回までとする - 認定試験3級:「食品衛生物研修会(3級)」の受講を終了した者で、受験の有効期は、
受講終了年度から2年度以内、受験回数は2回までとする - 参加費:会員の方 ¥5,500- 会員以外の方 ¥11,000-
HACCPに沿った衛生管理の制度化が実施され、原則、全ての食品製造業者等にHACCPに沿った衛生管理の実施が義務付けられたことから、食品製造現場へのHACCP導入及びHACCP知識を身につけた人材の育成が求められています。このため、当協議会では、「HACCP」に関する研修会を開催しています。
本研修会は、HACCP導入が未だ進んでいない、またはHACCPに対する社員教育に課題を抱えている企業の従業員の方々などを対象に、一般衛生管理及びHACCPの基礎知識等について、理解を深めることを目的としています。研修会は、セミナー形式で開催します。
令和 6 年度 開催について (終了いたしました)
- 日 時:9月18日(水) 第一部:14:00〜15:30 第二部:15:45〜17:15
- 場 所:北海道立道民活動センター<かでる2・7> 920会議室
(札幌市中央区北2条西7丁目) - テーマ:「HACCP及び一般衛生管理の基礎に対する理解と事例で学ぶ安心安全な
ものづくりの考え方と取り組み方」 - 講 師:北海道・地域と食のプランナー 拔山 嘉友氏
- 定 員:30人
- 参加費:会員の方 ¥2,500- 会員以外の方 ¥3,500-
本研修会は、HACCP及び一般衛生管理について、食品産業における全ての業種に共通する基本的事項を修得することを目的としています。カリキュラムは、食品の安全管理の考え方を踏まえ、国際基準であるコーデックス規格に基づき、グループワーク方式(身近な食品とその製造加工工程におけるリスク管理についてのグループ演習と討議)により、検証を行うことが特徴となっています。
カリキュラム(例)参加者によるグループ編成、講義(HACCPについての解説)、グループディスカッション(製品説明書及び製造工程表の作成、危害要因分析、HACCPプラン作成)、グループ別の結果発表、総合討論 |